WindowsからSSH2経由(公開鍵暗号方式)でCVSサーバへアクセスする方法

忘れないうちに書いて置こうっと.Eclipseでは未だ成功していません.WinCVSを使った場合のみなのですが,とりあえず.

SSH ver2でサーバへログオンするので,SSH ver2に対応したSSHクライアントがまず必要です.Puttyシリーズを使うと良いでしょう.http://www.chiark.greenend.org.uk/~sgtatham/putty/

まず公開鍵暗号方式(非対称暗号方式)によるSSHを使うわけですから,秘密鍵と公開鍵を作らなければなりません.SSH ver2を指定して適当に作ってください.ここまではEclipseのSSH2プラグインでもいいし,適当なコマンドでもいいです.Puttyシリーズにも鍵作成のためのツールがあります.公開鍵と秘密鍵が作成され,そしてパスフレーズも指定しましたか? 3つが揃えばここまではOKです.公開鍵はSSHログオン先のサーバの然るべき所に配置して下さい.

WinCVSから外部プログラムとして呼び出すものとしては,Puttyシリーズのplinkを使います.plinkもゲットしておいてください.plinkを使うためには,秘密鍵putty形式に変換する必要があります.puttygenというツールですが,それを使って秘密鍵から.ppkというファイルを作ってください.WinCVSには,その.ppkなファイルとplinkの指定を然るべき設定個所にやってください.

さてこの状態でWinCVS→SSH2経由(RSA公開鍵暗号方式)→CVSサーバへのアクセスが出来る状態になりつつあるのですが,もう1点だけ準備する必要があります.この部分で嵌った.

この状態だとWinCVSplinkと.ppkファイルを使って正しくCVSサーバにSSH2(RSA公開鍵暗号方式)でログオンしにいくわけですが,CVSサーバからパスフレーズの入力が最後に待っています.WinCVSから直接呼び出されたplinkはそのパスフレーズの入力が出来ないわけで.

そこで,pageantというputtyシリーズのツールをさらに併用します.これは.ppkファイルとパスフレーズを登録できるツールで,plinkパスフレーズを要求されたときに代わりにパスフレーズCVSサーバに送信してくれます.尚,pageantWindowsにログオンするたびに起動・設定する必要があります(パスフレーズは残りません).

WinCVS+plink+pageant

ということで.

かなり雑な曖昧な書き方ですが,分かるでしょう.同じところで嵌ってしまって接続できない人を想定して書いています.いじょ.