SIerがミドルウェアの調査研究を行う必要性
調査研究なんてやらなくとも,使い方さえ知っていれば商売できるよね〜というのも一理.だいたいミドルウェアを独自に構築する費用とコストとリスクを取りたくない(あるいはやる技術力がない)から,ベンダーからミドルウェアを仕入れているわけで.
でもある一定規模のSIを超えると,そのSIerにとってミドルウェアがブラックボックスのままであること自体がリスクとなってくる.そんときは有償サポート使えばいいじゃんとか,ベンダーのコンサルを呼べばいいじゃんとか,そういう考えも一理.
でもごく稀に使用するようなプロダクトであればその考えは成立するけど,毎回のSIの主力となってくるようなプロダクトの場合,毎回それをやっているとコストが…というのと,やっぱりその「外部依存」なやり方にはリスクがあるよね〜ということになってくる.
ここでの問題は,外部依存には限度があることに起因してくる.プロダクトそのものは別に外部でもいいんだけど,それについての内部構造まで突っ込んだノウハウは自社内で持っておこないと,という論理がこの時点での優先事項になる.
そういうわけで,僕の今の仕事があるわけで.全社員数の約1%が割り当てられている部署の,さらに1/3くらいの部署の,技術担当課員.
〜終了〜