IT Pro "スクリプト言語人気に思う,動的型付け言語の可能性"

興味深い記事を読んだ.

http://itpro.nikkeibp.co.jp/free/ITPro/OPINION/20050426/160128/index.shtml

そういえば数日前どこかのBlogで目にした言葉「静的型付け言語」という単語がRubyの勉強をしていたらなぜかふと浮かんできた.

私の場合はこの世界に生れ落ちた時に最初に見たものがJavaであり,このように静的型付け言語と分類されるものを初めてのプログラミングということからなんの違和感も無く習得し,思考方法も構造化設計が叩き込まれるよりも先にオブジェクト指向が叩き込まれたので,自然と静的型付け言語の作法でのコーディング,オブジェクト指向的な発想で設計をする.

最初こそ膨大なJ2SEAPI,巨大なJ2EEの仕様に圧倒されたが,一つ一つそれらを理解し,使いこなしていくことで手足のように特に意識することなく使いこなせるようになってきた.不満は無い.

しかし上記の記事は言う.あるエンジニアの意見ではやはり「静的型付け言語は窮屈だ」と.そうなのか?と自分は思う.別に今までのJavaベースの開発でそれほど窮屈だと感じたことはないし,逆にEclipseのようなIDEを使っているとコンパイラが常時指摘をしてくれるのでむしろ実装効率が上がっているような気さえする.

このプログラムの実行前のコードの検証というのが意外と心地よいもので,そうではない「動的型付け言語」例えば先々週やってたJavascriptなどはデバッグに自分はものすごい苦労をした感覚を覚える.

コードの変更に対して強い弱いうんぬんについては,従来のインタフェース共通+XMLで実装クラス名指示,とか最近のAOPとかで何がいけないのかいまいち共感できない.

しかしこの自分の今の感覚も,単に動的型付け言語の良さをまだ十分に経験していないからなのかもしれないわけで,さてさて今後どう思うのやら.

ともかく今はRubyを覚えるのが先ですなー.とりあえずリファレンス読んでます・・・.