tritonn-1.0.7 リリース

ここ数日多忙であったためリリース作業が遅れていたのですが、先ほどtritonn-1.0.7をsourceforge上にリリースしました。

http://sourceforge.jp/projects/tritonn

今回の目玉は何といってもTritonnプロジェクト初のバイナリ版リリースにあります。TritonnMySQL+Senna+MeCabの組み合わせですのでソースからインストールする場合、どうしても難しい・面倒くさいといったところがあったかと思いますが、今後はビルド済みのバイナリをお使いいただけます。

バイナリはmysqldにlibsenna/libmecab等を組み込んだall-in-oneのtarball版と、RPM版があります。プラットフォームはLinuxx86とIntel64/AMD64のそれぞれ2つです。

初のバイナリ配布に伴い、http://qwik.jp/tritonn/もいろいろ書き換える予定です。senna-devメーリングリスト等へのアナウンスはドキュメントの刷新が終わった時点で行いたいと考えています。

# 分かる人には説明不要かもですが、まだバイナリインストール方法とかのドキュメントを公開してないですので。

そんなわけでrpmで楽々インストールですぞ、ばんじゃい。

追記:インストール手順

せっかくなので簡単に書いておきます。

tarball版の場合は、MySQLのtarball版と同じです。tar zxfで展開してscripts/mysql_install_dbするだけ。tarball版には既にSennaMeCabがバンドルされているので他の作業は不要です。←ここポイント。

RPM版の場合は以下の順序でrpm -iしてください。

  1. mecab
  2. mecab-ipadic
  3. senna
  4. MySQL-shared
  5. MySQL-server
  6. MySQL-client

MySQL-serverとMySQL-clientは順序はどっちが先でもいいです。それ以外はパッケージ間の依存関係を設定してあるので順序に従わないと入りません。

追記2:http://qwik.jp/tritonn 大幅改訂しました

バイナリ版配布開始にあたって、wikiの内容を大幅に加筆修正しました!

バイナリ版をご利用される方はこの辺のページを見ていただけると嬉しいっす。