Mr. Craig McClanahan at Java Computing 2005 Spring

あの六本木ヒルズで今週の木曜日/金曜日に行われたJava Computing 2005 Springというカンファレンスに行ってきました.

といっても仕事が忙しかったので僕が実際に行ったのはCraig McClanahan氏がスピーチをした木曜日の午前中の1時間だけでしたが.

Craig McClanahan氏を知らない人はこの業界ではいないと思いますが他の業界の人向けに説明をしておくと,Tomcatの元Developerであり,Sun Microsoftのトップレベルのアーキテクトでもあり,StrutsFounderであり,現在はJSFの責任者だったかな?,とにかくJ2EEの分野では限りなく神に近いような人です(WEB層に関して).

で,スピーチを聞きに行った目的は2つ.1つはCraigがどんな顔のおっさんなのかを実際に確認すること.そしてもう1つはJSFStrutsの今後,あるいは特にJ2EEのWEB層について彼がどのような考えを持っているのかを直接聞くことでした.

まずCraigがどんな顔のおっさんであったかですが,最近の話に絡めて言うと,JBossのBob Bickelに負けないくらい髭が生えている人です.Bob Bickelをもう少しまじめ風な顔にするとCraig McClanahanになる,といった印象でした.

冗談はこれくらいにして(失敬),彼の今後のWEB層についての考えでありますが,やはりJSFがその中心ということになります.(仕事的にそうせざると得ないという面が多々ありますが)

Strutsについても今後はJSPによるタグライブラリの新機能開発を行わずに,UIコンポーネントとしてJSFを使用できるように(現在JSPの代わりにVelocityが使えたりするのと同じように)する方向で行きたいとのこと.この辺の話は「Struts+JSF」でgoogleに聞くと既にCraigのBlogやTSSなどにかなり記述されているみたいですけれども.すでにNightly-BuildではStruts-Facesというプロダクト名で試せるようです.

最近さっぱりFWあたりへの興味がなくなっていてこのあたりの話にキャッチアップできていなかったので,個人的には良い機会でした.