Windows版のビルド試行錯誤

MySQL+SennaWindowsバイナリを作成する方法は、id:tasukuchanによる以下のドキュメントが詳しいっす。
http://qwik.jp/senna/mysql_windows.html

基本的にはこの方法でいけるはずですが、書かれてからしばらく経過している(その間にいろいろ改変があった)ので、再度調べてみようと思います。

# Tritonnプロジェクト立ち上げ以来、Linux/Unixにしか手が回っていなかったので。。



基本的な流れ

MySQL 5.0系では、Linux/Unix向けのソースとWindows向けのソースは別々に配布されています。これは別々のソースコードがあるということではなく、Bitkeeperでは同一なのですが、ソース配布版を作るにあたってそれぞれ別のスクリプトを使用しているためだと考えられます。

  • Bitkeeper版 → scripts/make_win_src_distributionを実行 → Windows向けソース配布版ができる
  • Bitkeeper版 → BUILD/compile-dist && make distを実行 → Linux向けのソース配布版ができる

こんなイメージです。

MySQL+Sennaのビルドでは、これまではこのLinux向けソース配布版に対して、

  1. ソースにパッチをあてる
  2. autotools系コマンドを実行
  3. configure
  4. make && make install または make bin-dist

という方法で行っていたのですが、Windowsについてはこの最初の1ステップからして既に別ということになります。

で、つらつらと書いていくつもりだったのが、ちょっと脱線してきたのでここで一旦オシマイ。