[Intel] static linkとライセンス問題について

GPLソフトウェアをIntelコンパイラでstatic linkでビルドして配るとライセンス問題が起きるらしい。

Intelコンパイラでビルドする場合、GNU LIBCではなくIntelのライブラリを使うことになるらしいのだけれども、このIntelのライブラリはGPLソフトウェアにStatic LinkさせてのGPLでの配布はNGとIntelが規定しているのだとか。

一方、LGPLとかBSDライセンスのソフトウェアについてはOKらしい。

いまいちこの問題の本質が理解できてないっす。

GPL汚染を気にしているということなのかなぁ。GPL汚染というのは「甲がGPLである乙を使う場合、甲もGPLにしないといけない」というものであって、「GPLである甲が非GPLである乙を使う場合、乙もGPLにしないといけない」というものではないと理解しているのだけれども。そうじゃないと「俺様が作ったGPLなソフトウェアがWindowsを利用しているので、WindowsGPLにしないといけない」とかいう暴論がまかり通ってしまうよね。

GPLだろうがLGPLだろうがIntelのライブラリが他ソフトウェアへstatic linkされて一緒に配布されるのはNGだよ皆ライセンス買ってね、とかいう話だったら支持不支持は別として凄く理解できる話なのだけど。

追記

米欄にちょっと書いたけど、もしかするとGNU側がこの制約を設けているのかも、という気もしてきた。